『CHAOS;CHILD』を今更プレイしてみた。第1章:情報強者は事件を追う
はじめに
重厚なストーリーのRPGをやりたいな~と思い、steamで物色していたところ、
「ストーリーを楽しみたいだけならノベルゲーでも良くないか?」と気づきを得て、『CHAOS;CHILD』を購入することとしました。
5pb.つながりの『STEINS;GATE』はアニメで何度か見たことがあったし、
本作も友人が絶賛していたということで、かなり期待しています。
なお、前作(?)の『CHAOS;HEAD』は未プレイです。
『CHAOS;CHILD』のアニメも見ていません。
今回はプロローグと第1章をプレイしました。
章分けされているゲームなので、
備忘録的にある程度章ごとに分けて感想を書いていこうかなと思います。
あらすじ
舞台は、突然の大地震によって壊滅的となった渋谷。
復興事業の一環として建てられた高校「碧朋学園」の新聞部の面々が、
渋谷で起きた怪奇的な事件に巻き込まれていく……のか…?
登場人物と所感
宮代 拓留
碧朋学園三年生 新聞部部長
本作の主人公。
情弱に人一倍嫌悪感を抱くコミュ障。自信を他の人とは違う「特別」だと考えている。
6年前の「渋谷地震」の関連で両親を亡くし「震災孤児」となり児童養護施設で生活をおくる。しかし、とある事件により施設から抜け出し、現在はキャンピングカーでホームレス生活をしている。
情強であることを自分で自分に言い聞かせている節がある。
これが物語にどう絡んでくるかは見ものである。
尾上 世莉架
碧朋学園二年生 新聞部
拓留の幼馴染?
天真爛漫な性格だが、妙な場面で鋭い思考をすることもある。
ラブホテルでの事件の際、動けない拓留を差し置いて逃げようと試みたり、
拓留が気絶した後も、拓留が撮影した映像をオンラインストレージにアップしたり、
肝が据わりすぎている。
拓留が見ていた悪夢(回想?)の中で、
渋谷地震の後、拓留に負ぶわれて代々木の総合病院に向かった際…
ロボトミー手術か何か?能力開発?
過去の闇が垣間見えて今後の展開が不安すぎる…
来栖 乃々
碧朋学園二年生 新聞部副部長
碧朋学園の生徒会長
生徒会長としてのその働きっぷりと実績から男子生徒からは「女帝」などと呼ばれている。
前述の児童養護施設で拓留と同室だったこともあり、拓留の家族として、姉として生活を送っていた。姉というよりこれもうママだろ。
拓留が事件について詳しく追おうとすると制止してくる。
姉として危ないことに首を突っ込んで欲しくないのか、はたまた事件について何か知っていることがあるのか…。謎である。
拓留たちは「白だった」と言っていたけど、これ絶対はいてないよね???
香月 華
碧朋学園一年生 新聞部
部室でネットゲームを嗜んでいるPCに詳しい眼鏡っ娘
部室では一言も声を発しないが、コーヒーは淹れてくれる。
ネットラジオ「渋谷にうず」のケイさんなんじゃないかな?
こういう作品ほど大勢の人物は出てこないというメタ的な予想だけど…
有村 雛絵
碧朋学園二年生 文芸部部長
ラブホテルの現場で倒れていたらしい女の子。
何らかの事情により、事件に関与しているのだろう。
拓留が雛絵の問答にあいまいな返答をしていると、
たびたび「言葉に出」して返答することを要求してくる。
そういう性分なのか、はたまた明言させることがトリガーの異能持ちか…?謎である。
極めつけに、「貴方、殺されますよ。宮代拓留先輩」
ストーリー上のキーマン(キーウーマン?)であることは間違いないでしょう。
伊藤信二
碧朋学園三年生 新聞部
拓留の唯一(?)のクラスメイト
猟奇的な殺人事件が好きらしい
ギャルゲーとかによくいる主人公の親友枠
ゲンさん
自らを「貴族」と称するホームレス仲間の酔いどれオヤジ。
拓留に「いつもの」と称して愛読書の雑誌を売ってくる。
現場近くに力士シールが貼られていることを指摘した。
控え目に言って怪しすぎる。
店員
カフェの店員
恰好と接客態度が謎
神成 岳志
警部
警視庁捜査一課に配属されてまだ7年足らずとの描写から30歳前後と推察できる
第二の主人公みたいな感じで話が進んでいくのかな?
百瀬 克子
信用調査会社フリージアの社長。
電話のみでの登場。
神成の調査に協力してくれる。今回の事件について何か知見があるらしい。
久野里 澪
百瀬の会社の部下(?)
碧朋学園の制服の上に白衣を着ている。
神成に会うや否やイングリッシュ語で電話をし始める謎美人。
力士シールについてなんらかの知見があるらしく、
神成調査パートのキーマンになりそうだ。
おわりに
物語の視点がコロコロと変わってプレイヤーとしては忙しいけれども、
本作のような、色々な視点から語られる物語は、
視点が一本に集結した時の「アツさ」が魅力だと考えています。
今後の展開に期待大です。